《15》久方ぶりの東京で嬉しい充実した出会い/12-2

 11月26日に久しぶりに上京し、国会周辺でさまざまな出会いをしてきました。東京に着いて直ぐに会ったのは、山口壮環境大臣。一般財団法人「日本熊森協会」の室谷悠子会長ら3人と一緒に。同協会は、日本最大の自然環境保護団体。懇談の中で同大臣は、環境行政は同協会と基本的には同じ方向を向いているとの認識を示したうえ、豊かな森の中で大型野生動物と人間が共生出来るように、共に尽力したいとの姿勢を見せてくれました。同大臣は、兵庫県の西部・西播磨地域を選挙区にしています。この地域の北の中心・宍粟市には日本有数の森林地帯があり、そこでは同協会や姉妹団体の公益財団法人「奥山保全トラスト」も活発に活動しています。初めて同協会のことを親身に捉えてくれる大臣に出会い、皆大喜びでした◆午後からは、石破茂元自民党幹事長に会いに議員会館に行きました。実はこのほど、同氏には日本カイロプラクティック登録機構(JCR)の理事長に就任して貰ったばかり。前任者の引退に伴う後任選びでは日本カイロプラクターズ協会名誉会長の私も尽力しました。この日はJCR副理事長の村上佳弘氏、竹谷内啓介同協会顧問らと共に訪問。石破氏から厚生労働省の山本英紀医事課長への第12次登録カイロプラクターズ名簿(583人)の手渡しに立ち会ったしだいです。石破氏から冒頭、総選挙に際し伝統的な統合医療のある団体から、推薦を断られた旨の発言がありました。この分野ではカイロの位置付けを巡って、様々な未解決の課題があり、政党、政治家との関係も複雑です。それを乗り越えて、彼が国民の健康優先の立場から支援してくれることは有難い限りです◆夜は、元外務省の男女2人の幹部と会食。現役時代にこの二人とは、外務委員会の仕事を通じ親しくなりました。引退後の4年前に欧州三カ国を訪問した際に、現地大使館で会っていらい久方ぶりの出会いです。K氏は中国とフランスの両国での大使経験者。「EV」(電気自動車)について、フランスと中国の取り組み状況についての見解を伺いました。また、ハンガリー大使を終えたばかりのS氏には最近の同国の事情を聞きました。ご両人とも外交官は離れたものの、それぞれ重要な立場で第二の人生に挑んでいます。幅広く意見交換ができたことは私にとってとても有意義でした◆翌日は、朝食と昼食時にそれぞれ古い友人と会いました。特に昼食を新宿で一緒にした大先輩のIさんは、公明党支援者であると共に、私のブログの愛読者。改めて「いつも勉強させてもらっています」との謙虚なお言葉を頂きました。〝お世辞半分〟とは思うものの励みになります。心から感謝の気持ちを抱いた次第です。2時過ぎには、元外交官でキヤノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦氏とお茶を飲みながら懇談。彼も現役時代に親しくした仲。関西の人気テレビ番組『そこまで言って委員会』の常連メンバーです。近く私が出版する予定の『77年の興亡ー価値観の対立を追って』に、推薦の言葉を寄せていただきました。以上のような人々との出会いを繰り返し、帰路につきました。車中で読んだのは、「異業種交流会」で友人になった高嶋哲夫さんの最新作『EV』。ためになるミステリー小説。未来社会へ次々と「予言」を発するこの人には心底から敬服します。(2021-12-2)

 

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