【25】50歳も若い同期たちと新しい会社へー平成28年(2016年)❶/5-24

●大手コンサル会社での同期の仲間たち

70歳の新入社員ー平成27年(2015年)の暮れに、大手コンサル会社の社長、専務らと面談の結果、地域おこしに関わる部門のシニアアドバイザーとして、正式に入社することになりました。東京に本社のある企業ですから、兵庫とは遠く離れています。出勤は必要に応じて、です。他に顧問をしている団体、企業との兼ね合いを見ながら、上京する機会を作り、出社することになりました。

中途同期入社は私の他に女性2人と男性1人の合計4人。女性は2人とも20歳代前。より若い方のNさんは、大学時代から、アルティメットで鳴らしていたとのこと。身のこなしも俊敏そのものの素敵な女性。もう一方のYさんは、米国留学から帰ったばかりで、モデルのローラそっくり。男性のTさんは50代後半のイケメンで元気いっぱいの起業家。いやはや、顔を合わすだけでも楽しい仕事場でした。

私は大学を出てすぐに公明新聞社に入り18年間は新聞記者。その後、1年半の衆議院議員秘書を経て、公明党兵庫県本部での嘱託勤務という風に、代議士に当選するまで、公明党一筋。それ以外の世界はこの歳になるまで、外からは見ていても、内側に入っての経験は全くありません。見るもの、聞くもの初体験ばかりで、まるでエキストラが撮影現場に行ったときのように興味津々の連続でした。

●上京の機会に合わせて顧問業の掛け持ち

この70歳の新入社員としての上京に合わせて、幾つかの団体や起業グループに顔出しすることにしていきました。まず1月18日には、自転車及び駐輪場に新しい仕組みを導入しようという起業家のメンバーの新年の集いに出ました。場所はJR大森駅近くの居酒屋。北海道出身のアイデア豊かな起業家とその仲間たちで、大いに気勢を挙げたものです。午前中に国土交通省に太田大臣を訪ねて、O代表を紹介していたことも、預かって力をもたらしたものと思えます。

この時の上京から帰った翌20日、淡路島・洲本のNホテルで、大手旅行社の幹部を交え、淡路島の観光戦略で意見交換をする機会があり、瀬戸内海島めぐり協会の仲間と一緒に参加しました。その際に示された戦略図を見ると、JR山陽本線から南に位置する四国への観光ルートが表現されていながら、淡路島が欠落しているというお粗末さ。厳しく指摘しました。些細なミスを笑って見過ごせない、私の悪い癖が出てしまい、自己嫌悪に陥りました。

更に翌21日には、奈良県樫原市で、先の大手コンサル会社が関わる医療都市(ウエルネスタウン)構想にまつわる懇親会があり、ここにも顔を出しました。辻哲夫東大特任教授も絡んでもらおうとの狙いもあり、私の出番でもありました。また、22日には異業種交流の会があり、神戸新聞のI女性辣腕記者や関学大MBAのAさんらを誘って参加、交流を深めました。

●「安保政策研究会」に初めて参加

週明け25日には朝日新聞の社長交代に伴うお披露目パーティーが大阪であり、中西進先生と一緒に出席しました。偶々瀬戸内海島めぐり協会の用事もあり、会場のホテルの一隅で打合せの後で参加したのですが、旧知の西村陽一常務も新社長と共にきており、懐かしい出会いとなりました。彼とは番記者時代を皮切りに、アメリカ総局長時に私が訪米するなどのご縁もあり、親しい読書仲間です。

また28日には再び上京しました。新たに理事に就任した一般社団法人「安保政策研究会」の月例会です。内幸町にある日本記者倶楽部の9F会議室が会場。この会は、元NHK解説委員で内閣官房副長官などを歴任した浅野勝人理事長のもとに、10人ほどが集い、昼食をいただきながら、自由に意見交換をします。参加者が次々と時事問題や自分の専門とするテーマについて発言していきます。中々刺激に満ち溢れた2時間でした。

私は自己紹介程度で済ましましたが、終了後に、大学の先輩である時事通信の元編集局長の杉浦正章さんや、元東京新聞のO政治部長を共通の後輩に持つ同社相談役の宇治敏彦さん、かつて国会で一緒に仕事をした元防衛庁官房長の栁澤協二さんらと話を交わしました。この会の最後に、恒例となってる小冊子「安保研リポート」の寄稿について、理事長から参加への呼びかけがありました。3年前からスタートし、9号も発刊済みとのこと。その時から現在は5年経ち、既に33号に。私は欠かさずに寄稿。はや、23本ほど書いたことになります。(2021-5-26=一部修正)

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