前事不忘後事之師➖王希奇「一九四六」神戸展に行く/9-4

縦3m横20mの長大なキャンバスに描かれたのは、1946年に中国・遼寧省葫盧島から帰国するべく、船の前に集まった満蒙開拓団の人々の姿。克明に描かれた顔の表情が悉く険しく、当たり前のことながら女性が大半であるように見えました。表題に掲げた前事不忘後事之師とは、過去を忘れず未来に活かそうと言う意味です。「戦争・平和・難民 &   愛と償いの絵画展」との別のタイトルもついていました。(写真上は全貌。下は部分です。神戸市灘区県立原田の森ギャラリーにて9-4)