おかしなおかしな明石市長選挙

明石市長選挙が10日に告示となりました。泉房穂前市長の市職員に対するパワハラ発言が明るみ出て、自ら辞職したことが事の発端です。ところが、1ヶ月ののちに、再び泉前市長が立候補して選挙をするというのはまことにおかしなことだと思われます。なぜなら、本人が市長としての資質に欠けると明言して僅かに1ヶ月ほどしか経っていないからです。自らの感情をコントロール出来ないことを嘆いていました。その当のご本人が再出馬するには、確たる治癒の手応えがなければならないのではないでしょうか。わずかな期間で市長の資質が身について、正常になったとは到底信じがたいのです▼この人については今回に限らず、今まで幾たびもの奇怪な行動が取り沙汰されてきていました。会合に出席していても、自分が気に入らないと、悪口雑言を周りに浴びせて中途退場したり、自分の誤認識があっても認めずに平気で自論をごり押しするなど日常茶飯事だったと言います。作家の玉岡かおるさんとのトラブルもいっとき話題になりました。市職員も自らの身を守るために、テープレコーダーを常時携帯していると聞きます。パワハラの常習犯であるとは衆目の一致するところです▼今回市長を一旦辞めて、また出てくるという選択も、奇怪な行動です。この1ヶ月間休んでるうちに、市民からの待望論が出てくることを計算して再出馬に及んだというのは、見え見えです。街頭署名を集めた背景には、市長の後援会関係者の手配があるとの指摘も専らです。この選挙のお陰で多くの税金が無駄に使われるということ自体が、市長の資格を問われるに十分な不祥事でしょう▼実は、私の娘夫婦は明石に住んでいますが、泉市長ファンです。その理由には、子育て支援策の拡充を挙げています。「パワハラはあったとしても、反省してるから、ええやん。私らにとってはええ市長や」とまで言います。若い世代にとってこのように、同市長に人気があることはつとに知られています。しかし、だからといって、パワハラの権化のような人を免罪する理由とはなりません。新たな市長に、泉市政の良質部分を踏襲させ、良いところを伸ばさせれば十分済む話です。かつて衆院選で対決した際に、私はこの人を極めて優秀であるがゆえに舐めてはいけない、と警戒したものでした。明石のタコになぞらえて8つの付加価値を持つ有能な人物だからと。それは、①漁師の家に生まれ(庶民派)②身体の不自由な兄弟を持ち(福祉への眼差し)③東京大学を出て(学力特別に優秀)④NHKに就職して⑤弁護士の資格を取り⑥旧民主党の代議士秘書を経て⑦代議士(旧民主党)に当選し⑧明石一有名な料亭経営者の娘と結婚しているーというものです。凄いの一言です。これに新たに、パワハラ発言を超えて市長に再選された人というのが加わると、立派な付加価値が9つとなってしまいます。タコの足は8本です。9本では文字通り奇形となってしまいます。(2019-3-12)

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