コロナ禍中、ゴーツートラベルで北海道を行く

●宿やホテルも喜び、客も満足

コロナ禍の第二波が懸念される中、この25-27の二泊三日で北海道へ行ってきました。もちろん、「ゴーツートラベル」を利用して。伊丹空港から、札幌市内泊を経て、洞爺湖畔泊、そして豊浦町への行程で、半分は仕事、半分は友人との交流。もちろん、半年前のコロナ禍第一波ではかなり感染者を出した地域でしたので、十分に注意をしました。その結果、まことに楽しく有意義な、そして涼しく爽やかな時を過ごすことができました。以下、簡単な報告を。まずはゴーツートラベルの印象から。

洞爺湖畔の宿では、布団を自分で敷くという経験を初めてしました。コロナ禍のためというのですが、もう一つ理由が不明。サービスカットに思えました。従業員に聞くと、ゴーツートラベルのお陰で、連日満員とのこと。宿泊費減にも関わらず、収支はプラスで、コロナ前よりもグンといいと、満足そうでした。温泉の湯舟で出会った、神奈川県小田原市と川崎市からの父子連れ客に聞くと、2組とも安く来ることが出来たと、喜びいっぱい。まずは旅館に関しては、ウインウインの関係のようです。私自身も通常の料金よりも17000円ほど安く行け、大いに助かりました。一緒に行った仲間は、地域おこしに長年携わる勝瀬典雄氏(関西学院大講師)ら学者と企業人の二人で、それぞれ徳島と千葉からの参加です。

●観光人材育成と陸上養殖で町おこしを期す

今回の旅の第一日目は、午後2時半に国交省北海道運輸局に行き、新任の加藤局長に会いました。この人はついこの間まで、観光庁審議官として、私たちが取り組む高校生版・観光人材育成をサポートしてくれてきました。昨年、徳島商業で行われた全国高校観光サミットに駆けつけてくれ、懸案の観光人材育成のための仕組み作りとしての協議会設置に協力してくれています。同省内人事異動で、北海道に転勤になったことから、今回の旅を活用して、直接的に連携をとることにしたものです。私とは、約一年ぶりの再会で、旧交を温めると共に、今後の課題を確認し合いました。

夕刻には、札幌市内のM建設札幌支社に立ち寄り、支社長と面談、衆議院北海道10区の稲津久議員へのこれまでの支援を感謝すると共に、更なる支持拡大を依頼しました。稲津議員は私が深く信頼する後輩。前回531票差での辛勝だったため、次なる勝利に向けて早々に立ち上がったものです。夜は、かねて私が尊敬する北海道創価学会のリーダーと会いました。この人は縄文文化の研究でも知られ、環境考古学の権威・安田喜憲先生の親友でもあります。私もご紹介頂き、深い交流を重ねてきています。この日は、創価学会北海道文化センター内を案内していただき、三代会長にまつわる貴重な展示物などを拝見。心底から感動しました。

第二日目は、朝10時に北海道庁に赴き、金崎水産局長らと道における陸上養殖の現状と課題について意見交換をしたり、要望を行いました。これには公明党の横山信一参議院議員(現・復興庁副大臣)も同席してくれました。この人は元道庁で水産分野の仕事に従事するなど、この道の専門家です。午後には、彼の紹介で、室蘭にある地方独立行政法人の栽培水産試験場に向かいました。ここはマツカワの養殖などに取り組む重要な拠点で、1時間ほど佐藤場長らの案内で、じっくりと見学をさせていただきました。夕刻には洞爺湖畔に到着。ここは、今から10年ほど前に、太田昭宏前党代表と共に、全道の議員研修会に来た場所。懐かしい思い出に浸りました。

第三日目は、早朝から隣接する豊浦町に行き、株式会社裕雅を訪問しました。この会社は、30年ほど前からホタテ貝のエキスを煮込んで調味料などを生産しています。実はここの社長の高柳雅保氏は、地域おこし、町おこしのために、この地で陸上養殖の発展拡大を期したいとの願望を持っており、村井豊浦町長と連携を取りつつ検討を加えてきました。数年前から勝瀬氏のアドバイスのもと戦略を立て、様々に取り組みを強めてきたのです。私もその過程で相談にのってきました。

●観光も、もちろん選挙支援も忘れずに

このたびはようやく、そのプロジェクトを担う主体としての養殖企業組合TRYが道の認可を受け、発足したため、豊浦町長に会うべく、訪問したしだいです。同町役場に11時に赴き、1時間あまり今後の展望をめぐり侃侃諤諤の協議をしました。午後には、千歳まで列車、そこからは空路で帰路につきましたが、爽やかな天候に恵まれ暑さを忘れた素晴らしい三日間でした。おまけに、企業組合の丹田理事の姉上が北海道10区滝川市にお住まいということを聞き出すという、〝特別なおみやげ〟まで頂きました。〝動けば宝に当たる〟を実感した次第です。

仕事の合間に、束の間の観光も忘れてはいません。札幌で印象に残ったのは旧北海道庁舎の荘厳なたたずまい、街中に森林と共にある北海道大学の勇姿、そして藻岩山から見た札幌市内の壮大さ。それから、千歳空港内で林立するサッポロラーメン店で喰ったチャーシューメンの豪華さ。西一条の蕎麦屋「たぐと」での「とりトマトせいろ」はまた実に美味かったぁ〜。豊浦町の居酒屋「初ちゃん」のホタテのフライや宗八、ふっくらたまご焼きなどもねぇ〜。心残りは、食べるのと話に夢中で、湖上での花火を見損なってしまったこと。

コロナ禍で大打撃を受ける観光の立て直しと、新たなる創造の努力での町おこしをどう進めるか。ゴーツートラベルいん北海道で、いっぱいヒントを得ました。それと、ステイホームからの気分転換も。(2020-8-28 一部修正=8-30)

ついに身近な友人がコロナ感染のクラスター渦中に

コロナ禍吹き荒れるこの半年の間にあっても、身近なところでは感染者はおろか、友達の周辺でも陽性の人はゼロだという人は少なくないと思われます。誰もが知ってる有名人が感染して、どうにか危機の実感を味わうというのが関の山かもしれません。つまり、コロナ禍といっても、私も多くの人々も、その影に怯えているというのが実際のところです。今の状況は感染の二波か、それとも一波の続きかなどといった詮索も、もどかしいけれど今ひとつピンと来ないというのが現実でしょう。ところが遂にというべきか。関西圏に住む私の親友が、コロナのクラスター状況の只中に巻き込まれてしまったのです。▲彼は、先年愛妻に先立たれ、一念発起して全てをたたんで、高級老人ホームに入居しました。私も二度ほど訪問しましたが、コンシェルジュ付きの瀟酒なホテル風の素敵なところです。居住空間こそ少々狭いのですが、食堂やらお風呂場、娯楽室やトレーニングルームなども整っています。気分は上々だと満足していました。ところが、です。つい2週間ほど前に遂に居住者から感染者が出てしまい、あっというまに、入居者のうち、半数近くが感染し、職員と合わせてかなりの人が陽性という、クラスター状況が起こってしまったのです▲私の友人は、感染第一号のかなり高齢のご老人と濃厚接触者でありながらも、PCR検査で異常なしの陰性。それはそれでいいのですが、このホームでは当然ながら、全員に検査を施し、その結果、陰性の入居者は全て封鎖状態。当面9月中旬まで、ホーム外はおろか、部屋の外にさえ出られなくなってしまいました。三度の食事(宅配業者によるもの)は各自の部屋に運ばれ、シャワーの代用となる生活必需品めいたものなども配布されるようですが、色々不都合なことばかりです。常日頃は、ウオーキングやサイクリングを楽しんでいたのに、外に出られなくなり、狭い部屋でテレビを観ることや読書するぐらいしかすることがありません。それでも彼はパソコンでユーチューブを活用して、かねて関心を持っていた「気功」などに取り組んでいるとのことです▲こんな状況を私にメールで知らせてくれましたが、想像するだけで、胸塞がれる思いです。友人はこんな状況でも、他の高齢同居者を気遣いながら自分は大丈夫だと言っています。数日ならともかく、1週間、2週間いや一カ月と続くと、気が滅入ってしまい、精神のバランスに異常をきたすのではと、不安になります。全て保健所の差配でしょうが、いささか過剰防衛だと思うのは暢気な部外者の浅はかさでしょうか。これまで何らかの事情で獄に繋がれた人たち(政治家や企業人ら)の中には、収監中に本を読み、勉強を続けて、出獄後に本を出版したという豪の者も結構います。君も頑張れと激励してあげるくらいしか思いつきません。恐らく、彼は「余計な心配するな、自分はこの事態を自分なりに楽しんでいくから」というでしょうが。(2020-8-20 一部修正=8-21)