図書館での政党機関紙の取り扱いについて

このところ姫路城のすぐそばにある市立図書館に行く機会があります。新聞全紙を見るためです。現役時代はかなり直接購読していましたし、国会内部で見る機会も多かったのですが、引退するとなかなか多くの紙面を見ることがなく、結局は図書館が一番便利なのです。ただ、毎日行くわけにはいかず、まとめ読みすることが多く、ひどいときは4紙、5紙を一週間分読むこともあり、35日分の紙面をザーッと追っかけることもあります。我ながらよくやるなあ、と感じ入ったりしています▼昨年秋頃に初めて行ったのですが、その折に気になったのは、新聞棚の上に日本共産党の機関紙「赤旗」を綴じたものが堂々と置いてあったことです。誰かが取り出したまま置き去りにしているのかあ、と思っていました。ところが、それから二、三回行ってもいつもその場所、つまり他の新聞は全て棚に入っているから目立たないのに、棚の上にある「赤旗」だけは目立つことこの上ないのです。なぜだろうか、気になりました。誰かがわざとそうしているのか、と思うとともに、「赤旗」だけを購入して置いて、他の政党機関紙は置かないのかと疑問に思いました。そこで、図書館長に会い、そのあたりのわけを訊いてみたのです▼すると、「赤旗」は、図書館が購入しているのではなく、寄贈によるものであり、個別にいれるだけの棚のスペースがないので、外に出したままになっているとのことでした。そこで、私は早急に棚を用意してそこに収納し、放り出したままにしないように、他の新聞と同様に取り扱うべきだと申し入れたのです。最初はスペースがないなどぐずぐず言っていましたが、「では公明新聞も寄贈すると、置くか」というと、しぶしぶ赤旗のスペースを作ると言うのです。公明党としてどうするのかは市議会の判断ですから私はそれで引き下がりました▼政党機関紙をどう扱うかという問題は結構大事だと思います。日刊紙としては、「赤旗」と「公明新聞」だけです。「赤旗」については、かねて一方的で偏向した記事が多く信用できないということは定評があります。「公明新聞」は、今や与党唯一の発信媒体として、各界,各方面など多くの方々から好評を得ています。出来れば、どの図書館にも置いてほしいものです。このあたり全国の図書館ではどのようになっているのでしょうか。各自治体ごとに恐らく方針は違うのかも知れませんが、姫路市も対応を検討してほしいと考えています。(2015・1・23)

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