拉致問題で北朝鮮との間に密約との声に反論せよ

”転倒”した3人目の元首相小泉純一郎氏は、先の都知事選でピュアな細川さんを「反原発」で誘い込み、晩節を汚させた張本人。このひともまた違った意味で晩節を汚しつつある。中曽根康弘元首相とほぼ同じくらい長期にわたって総理を務め、辞めたらすぐに引退。そこまでは良かったが、原子力発電を直ちにゼロにせよとは、自民党出身の元首相とは思えぬ無責任ぶり▼小泉さんの最後の内閣で、不肖私は厚生労働副大臣を務めた。それなりに近くで人となりを見る機会もあった。答弁における語彙力の貧弱さからすると、論理的な頭を持った人とはとても思えなかったが、機転と思い切りの良さは尋常ではなかったと記憶する▼安倍氏を幹事長に抜擢した時、世間の評判の良さによほど気持ちが良かったのだろう。院内の廊下でたまたま出くわした際に、向うから私に「どうだ。いいだろう」と声をかけてきた。この人もまた、ひとなつっこいというか憎めぬ人柄と見た▼しかし、それは表面的に過ぎぬのかもしれない。異色のジャーナリスト・青山繁晴氏は、北朝鮮との間で密約を交わし、拉致問題の根源的な解決を阻んでいるのはこの人に原因があると明言してはばからない。日本外交の歴史に一大汚点を残す。これは由々しきこと。ご本人が反論をすべきだ。(2014・2・28)

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