軽減税率の導入は消費税上げに不可欠

最も重要な現在の政治的課題を挙げると三つあります。消費税上げ、原発、集団的自衛権問題です。それぞれ問題の所在を考えてみます。まずは消費税。公明党は長く反対の立場。ところが2年前の8月に、賛成に踏み切りました▲財政危機を乗り切るには止むをえぬ、が理由です。しかし、どう上げるかをめぐっては、自民、民主の巨大政党(当時)の談合に任せてはならない。二大政党の交渉に小さい政党であっても割って入るべきだというのがその姿勢でした。私は「虎穴に入らずんば虎児を得ず」との例えを用いてその正当性を語ったものです。その際の「虎児」とは、軽減税率の導入など庶民の側に立った施策です▲つまり、虎穴の外で(自、民の交渉の埒外で)幾ら騒いでも得るものはない。ならば、批判の矢を浴びても、穴に入って(つまり交渉に参加して)得るものを得た方がいい、との判断でした。これがいわゆる三党合意(後に、民主は脱落)に至る公明党の考え方でした▲今になって、それは極めて煩雑で導入は難しいとか、あるいは、金持ちも同じようにその利益を得るから、弱者救済は名ばかりだ、との批判も見られます。しかし、政治は「よりまし選択」です。いかに困難を伴おうとも、やってみる価値があることは断行すべきです。(2014.3.10)

 

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