月一の異業種交流に新たな友を招く喜び

暑い日が続きます。お元気でしょうか。暑さを吹き飛ばすようなお話を一つ。私は友人と組んで異業種交流の会を毎月一回やってきています。すでに15回ほどになるでしょうか。様々な職種の方々に来てもらって、わいわいガヤガヤと楽しいひと時を過ごすのは楽しいものです。食べ物は自分で適当に買ってくる、いわゆる持ち寄り。飲み物は基本的には主催者(私の友人で、場所も彼のスタジオ風事務所を借りている)がワインを用意するというもので、会費は2000円というのがルールです。自分が飲みたいものがあれば、持ってきても構いません。私はといいますと、会の進行役でしょうか。自分としては、毎回新しい友人を連れてくるようにと心がけています。仕事の上で知り合った人を中心に選択してお呼びするのです▼ある時、私の側は9人ほどが集まりました(彼の友人は5人ほどだったでしょうか)。三宮駅前で待ち合わせするのですが、これが楽しい。私は全員を知っているけど、それぞれはまったく初めてです。合流地点には5人が集まりました(他の人は直行)。単純に名刺交換するというのでは芸がありません。それぞれを他の人たちが職業をあてっこするのです。その時は、国家公務員の女性。社会保険労務士の男性、女性経営者。大学運動部の女性コーチ。女性の新聞記者など多士済済。ふつうは簡単には当たりませんが、偶々話す中で「ゆう活」をしてきたって、口走ったことから、公務員だとバレたり、スーツに付けたボタンが士業のそれだと分かるなど、なかなか面白かったです。尤も、そんなことで喜ぶのは私ぐらいかもしれませんが▼語らいで楽しいのは、異業種の人たちの日常が伺えることです。私の呼んでくる人は、前掲のような人に加えて弁護士や医者など硬い職業が多いのですが、友人の方は、モデル、歌手、エステの先生、劇場関係者など柔らかめの職業の方が殆ど。日頃耳にしないこともこの時ばかりは聞けます。通常、我々のような世代が同窓会で集まると、健康や孫の話、年金の話などが多いというのが専らですが、この場ではそういうことは殆ど出てきません▼私がこういう会を共催するに至っての利点はいくつか挙げられます。一つは、新たな友人ができたといっても、二人だけで飲み食いするのは色んな意味で億劫になりがちですが、複数の人と一緒だと相手も喜び、一挙両得です。友人を作って親交を温める場として最適だということです。二つ目は、私の場合、かつての職業柄か、どうしても”ひとり芝居”になりがちです。それを聞き役に回ることができるということも魅力です。三つは、今やってる仕事(環境、観光、中小企業の支援などの顧問)の上での付き合い先を、一時だけのものとせず、永続させることができる点です。この会だけではなく、友人が先行させて作られた会にも常連として参加していますが、ここでは、ゲストを招いて毎回ミニ講演があるなど工夫が施されています。最近は、今回は誰を連れていくか、ということを考えながら新しい人の発掘に力を注いでいるぐらいです。人とひととの絆を深め広げることがどんなに大事か、改めて痛感する日々です。(2015・8・12)

Leave a Comment

Filed under 未分類

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です